Profile

Hiroyuki Nakamura

兵庫県在住〈東大阪育ち〉

5月16日生。クリスチャン。

タクシードライバー。

好きなこと;ギター弾き語り、筋トレ、ピアノ、サイト作り、英語。

ベジタリアン(魚介OK)

ミニマリズムライフと自然の中の生活に憧れている。

自分が発達障害と気づくまで

私は44才で初めての結婚をしましたが、結婚生活の中でしばらくして家内が

「私はアスペルガーだと思う」

と言いました。診断はうけたことはないとのこと。

「そうか」

と思っていたのですが、しばらくして

「あなたはADHDじゃないか」

と言い出しました。

「自分がアスペルガーだからと言って、私まで障害者扱いするなよ」

と思っていたのですが、しばらくして、ふとネットでADHDを調べ、それが自分によく当てはまることに気づいたのです。それで今度は本を買って読み、またネットで調べるということを繰り返し、確信を持つようになっていきました。ただこの頃はそんなに発達障害についてあまり言われていなかったし、定義も統一されていなかったので、医者に診てもらうこともできませんでした。

今も医者の診断を受けていませんが、多くの動画、サイト、本を見て間違いないと言うのは事実で、どうすればよいのか考えるようになったのです。

最初に感じたことは、これまで自分の意志で、判断し行動してきたと思っていた人生がそうではなかったということです。

「自分の意志でなく、自分の中の遺伝子によって、細かいことまで動かされてきたんだ・・・

あれも、これも・・・全部遺伝子が、そうさせていたんだ、自分ではなかったんだ!」

この感覚はあ然とするような、あまりにも衝撃的な感覚でした。何か心の中が、というより脳の中がコトンと音を立てて崩れていくような、そんな感覚でした。

それでは私は一体、何をすればよいのか?

感情で生きていたような私は、もっと賢くならなければいけない。感情こそ遺伝子だからです。

賢くなるとは → IQを高めること 

IQ〈知能指数〉を高めるとは、知識を増やすことではなく、論理的に物事を考えることです。そのことにまず気づくことができました。これを間違うとまた遠回りするところでした。

クイズに答えることができるようになるのではなく、パズルを解くことができるようになる。

それではIQを高めるにはどうすればよいのか、もちろん今まで考えたこともなかったのですからわかるはずもありません。本を探すことからはじめ、ネットを使い始めます。この頃からネットで調べることをはじめました。

こうして私と遺伝子との対決が始まったのです。