発達障害は障害でなく能力


世間から見たら障害 その人にとってはすばらしい能力


発達障害の特性はマイナスに捉えがちですが、プラスに捉えることができます。

というのは社会や世間の常識に合わないことを、周りの人がマイナスに捉えているだけのことです。あなたはあなたの考えを世間から切り離してしまいましょう。


つまり、定型の人というのは独自の発想よりも、周りに合わせることに思考するわけですから、常に常識的なことがよいとします。しかし、それが真実かというとそうではありません。発達障害は周りに合わせることが苦手だけれども、その分真実に目を向けようとします。


真実にのみ目を向けるのなら、その自由な能力は開花し、世間も驚くほどの偉業を成し遂げることになります。

「自分の好きなことをする」

たった一行のこの小さな言葉がキーワードです。あなたが栄光に輝く人生を歩むのに、決してむずかしいことではありません。


「目標達成には努力が必要」

確かにそうなのですが、この努力という大切な原理をこのキーワードが実に自然に運んでくれます。苦しんで努力するのではなく、楽しんで努力するようになるからです。


                レオナルド・ダ・ビンチ作



ADHDの特性を活かした生き方


ADHDには、3つの特性があります。

  1. 注意欠陥
  2. 衝動性
  3. 多動


注意欠陥ということは色々と興味が移っていくことです。そのあまりの興味の変化のために疲れ、落ち込みやすいのですが、「周りのことによく気づく」とも言うことができます。 


衝動性とは、なにも考えずに行動、また発言してしまうことです。ここからいろいろな問題を引き起こす原因になります。しかしこれは「決断力がある」と言うことができます。


多動はとにかくよく動く、動くことで何か落ち着いた感じを持っているのです。これはとりもなおさず「行動力!」に活かすことができます。


この特性を活かすのは、一朝一夕でできるものではありません。

しかしまず考え方を変えることが必要です。


いろんなことに興味が移ることに関して、2つ3つ同時に何かをすると、脳が非常に落ち着く、ということに私はある日気づきました。効率がいいとか、悪いとかの問題でなく、そうすることで居心地がよくなるのです。


〈参考〉

ササっとわかる「大人のADHD」基礎知識と対処法 司馬理恵子著 講談社



失敗の連続、ボロボロの人生、発達障害者の人生はそう言っても過言ではありません。でも、いつからでも人はやり直せるものです。人生をボロボロにしていたのは、この特性であったわけですが、この特性を知らなかったことがおもな原因であったのです。

だからこの特性を知ったこれからは、この特性を使って、人生を有意義なもの、喜びにいっぱいなもの、多くの成果を上げるものに人生を変えていきましょう。



まとめ


  1. 能力を開花するには、難しいことは必要ありません。実に単純なことです。「考え方を変える」あるいは「あなたが向いていた方向を変えるのです。」それは単純な脳の操作です。
  2. 特性を活かすこと。悪く捉えがちな特性も考え方次第で、非常に有益な特性であることに気づくはずです。他の人にない能力を備えた、素晴らしい人物。それがあなたなのです。


たったこの2つのことだけのことでもうあなたはきっと自信を持って世間を歩くことでしょう。人生の素晴らしさを感じながら。





発達障害  限りなき脳力

発達障害をネガティブに捉えずに、個性・能力を活かしてどのように生きればよいのかを、またその能力について考えるサイト Top photo by Cristian Newman

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